薬局の「夜間・休日等加算」とは?いくら高くなるの?

薬局・薬剤師

ドラックストアに薬局が併設されることが増え、土日でも営業している薬局が増えましたよね。

薬の待ち時間に買い物ができたり、土日も営業していて便利なドラックストアですが「夜間休日加算」というものがあるのはご存じでしょうか?

ここでは夜間・休日加算についてお伝えしていきたいと思います。

※保険調剤薬局のことをここでは薬局と呼んでいます。

「夜間・休日等加算」とは?

ア 夜間・休日等加算は、午後7時(土曜日にあっては午後1時)から午前8時までの間 (休日加算の対象となる休日を除く。)又は休日加算の対象となる休日であって、保険 薬局が表示する開局時間内の時間において調剤を行った場合に、処方箋の受付1回につ き、調剤料の加算として算定する。ただし、時間外加算等の要件を満たす場合には、夜 間・休日等加算ではなく、時間外加算等を算定する。

イ 夜間・休日等加算を算定する保険薬局は開局時間を当該保険薬局の内側及び外側の分 かりやすい場所に表示するとともに、夜間・休日等加算の対象となる日及び受付時間 帯を薬局内の分かりやすい場所に掲示する。また、平日又は土曜日に夜間・休日等加 算を算定する患者については、処方箋の受付時間を当該患者の薬剤服用歴の記録又は 調剤録に記載する

保険調剤の理解のために  厚生労働省保険局医療課医療指導監査室 (平成30年度)

上記の引用が全てですが、少しわかりにくいのでかみ砕いて説明していきたいと思います。

対象の時間や曜日

  • 平日の19時以降
  • 土曜日の13時以降
  • 日曜日、祝日は終日

平日の19時以降、土曜日の13時以降、日・祝に受付ると夜間休日加算が算定されます。

気を付けていただきたいのは受付時がこの時間であれば算定されるということです。

例えば、平日の19:30に処方せんの受付(夜間休日加算の対象時間)をして、平日の12時に薬を受け取っても夜間休日加算は算定されます。

逆に平日の12時に受付をして、薬の受け取りが19:30でも夜間休日加算は算定されません。

対象の祝日は?年末年始も?

平日19時以降と土曜日の13時以降はわかりやすいですが、祝日はいつが対象になるのでしょう?

夜間休日加算の対象となる休日は12/29~1/3と 国民の祝日に関する法律で定められている休日が対象になります。

年末年始とカレンダーで赤になっている日は休日になります。

いくら高くなるの?

肝心の夜間休日加算ではいったいいくら高くなるの?という話ですが、「夜間・休日等加算」は40点が算定されます。

1点を10円として考えるので、400円高くなることになります。

ですが、400円というのは10割の額です。実際には保険診療で自己負担は1~3割になると思いますので、3割負担の方であれば自己負担の分は120円です。(ご自身の割合負担を確認してください)

1割の方だと40円です。この40円~120円を安いと考えるか高いと考えるかは価値観次第ですね。

薬剤師としては処方せんの期限があるので、期限が切れてしまうよりは夜間休日加算がかかってしまっても受付を済ませてしまった方が安心だと思っていますが。

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加算の対象になるかわからない時

対象となる時間や受付時間をわかりやすい場所に掲示することが定められているので、薬局の受付の周りにそういった掲示があると思います。

もし薬局に行ったときに「夜間・休日等加算」の対象かどうか判断できない場合は、そこで働いている職員に聞いてみてください。

今の時間は対象になるのかならないのか説明してもらえると思います。

FAXやE-PARKで送った時は?

処方せんをFAXやE-PARKで送ったときの夜間休日加算は一体どうなるのでしょうか?

これは薬局の考え方にもよるのですが、基本的に原本の受付時を正式な受付時間とするので、FAXやE-PARKで送った時間が夜間休日加算の対象時間でも加算は算定されないと考えてもらって構いません。

処方せんの原本を薬局に持っていった時間が夜間休日加算の対象になるか、ならないかで値段が変わってきます。

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まとめ

土曜日13時以降、日曜日・祝日は「夜間・休日等加算」で400円高くなるが、負担割合によって額が変わる。

3割であれば120円とちょっとだけ高くなる。

薬局で聞かれる「夜間・休日等加算」について説明させていただきました。

土日も開いている薬局が増えている中で、平日は仕事で休みの日にしか病院や薬局にいけないという方もいると思います。

加算を理解した上で、賢く薬局を利用していただければと思います!

薬局の待ち時間、流れの記事はこちらでまとめています。

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