今ではスマホをだせば正確な時間がわかり、更にはスマートウオッチなどもある中で、皆さんは腕時計してますか??
タグ・ホイヤーの中でもエントリーモデルとなっている「カレラ」を愛用していますが、購入から4年近く経ち、そろそろオーバーホールの時期なのかもしれません。
定期的に行わなければいけないとわかってはいましたが、遂にこの時が来たか・・・という気持ちです。
初めてのオーバーホールのため、エドワードクラブからコンプリートサービスを利用しましたので自分自身の記録も兼ねて残しておこうと思います。
同じようにタグ・ホイヤーの「カレラ」を使用している方の参考になれば幸いです。
オーバーホールに出そうと思った理由3つ
- 時間の遅れが目立ってきた
- 稼働時間が短くなっている気がする
- リューズを巻くときの抵抗が大きい気がする
おかしいなと思い始めてから1ヶ月ほど使用していたのですが、早めにオーバーホールに出した方がいいのではないかとう結論に達しました。
時間が少しずつ遅れてきている気がしていた
毎日仕事で使用していたタグ・ホイヤーのカレラですが、なんとなく時間が遅れてきているような気がしていました。
機械式時計なので送れることは当たり前だと思っていたので、時間がズレるのは構わないのですが、ズレが少しずつ大きくなってきているような気がしたのが大きな理由です。
手動で巻いても稼働時間が短くなった気がする
自動巻きなので、腕が動けば勝手に巻かれるはずなのですが・・・
手動で巻いても時計が動いている時間が短くなっているような感じもしていました。
測っていたわけではないので、正確な時間は把握していなかったのですが、1日持たないような印象を持っていました。
通常であれば、しっかり巻いてあれば38時間動くはずなんですけどね。
リューズを巻くときの抵抗が大きくなっている気がする
自動巻きの機械式時計ですが、自分でリューズを巻くこともできます。
ですが、リューズを巻くときの抵抗が以前に比べると大きくなってきているような気もしました。
違和感があるまま使用していたのですが、あるときリューズを巻いても巻けなくなりました。
5年ほどでオーバーホールが必要と言われている機械式時計ですが、4年目でのオーバーホールとなり若干早めですが仕方ありません。
タグ・ホイヤーのカレラを入手した経緯はこちら
結納返しで頂いた大事な時計なので、正規のメンテナンスに出そうと思います。
初めてのメンテナンス・オーバーホールなのでメーカーでのオーバーホールしか考えていませんでした。
タグホイヤーは「エドワードクラブ」というものに加入していると安く修理などを行うことがでるようです。
タグ・ホイヤーのエドワードクラブ
タグ・ホイヤーのエドワードクラブ
タグ・ホイヤーのエドワードクラブは正規購入者向けの会員サービスです。
腕時計に印字されている、「レファンレスナンバー」と「シリアルナンバー」を登録することでメンテンナスやオーバーホール料金が安くなります。
- メンテナンスやオーバーホールが会員特別料金になる
- 2年間の保証延長サービス
エドワードクラブのメリットは会員特別料金になるという点に尽きます。
メンテナンスサービス、コンプリートサービスの金額も載せておくので参考にしてください!
メンテナンスサービス
電池交換・精度点検をメインとしたサービス。
「ムーブメント」以外の箇所に不具合が生じた場合にも、案内されるサービスだそうです。
時計タイプ | 標準価格 | 会員価格 |
クォーツ(3針、クロノグラフ) | ¥9,900 | 6,600 |
機械式(3針) | 14,025 | 9,350 |
機械式(クロノグラフ) | 16,500 | 11,000 |
クォーツ時計のバッテリー交換・磁気帯び検査、磁気抜きや、機械式時計のムーブメント精度検査などがこのメンテナンスサービスにあたります。
コンプリートサービス
オーバーホールを行うサービスです。
僕がオーバーホールに出したのは「Carrera」です。
カレラはBコレクションに該当するらしい(他にBコレクションに該当するのはAutavia、Carrera、Monaco、Monza)
時計タイプ | 標準価格 | 会員価格 |
クォーツ 3針 | ¥41,250 | ¥27,500 |
クォーツ クロノグラフ | ¥59,400 | ¥39,600 |
機械式 3針 | ¥59,400 | ¥39,600 |
機械式 クロノグラフ | ¥75,900 | ¥50,600 |
Carreraは3針の機械式腕時計になるので、標準価格は59,400円ですが、エドワードクラブに加入していると39,600円になります。
正規品を購入していれば加入することができるので、加入しない手はないですね!
というか、標準価格が高すぎるのかもしれませんね。
オーバーホール代も機械式腕時計の維持費の一部
車なら定期的に車検にだして、メンテナンスやチェックをしますよね。
機械式の腕時計にも車検のように定期的なメンテナンスが必要になります。
購入時にオーバーホールが必要なことはわかっていましたが、いざオーバーホールしなければいけなくなるとオーバーホール代も馬鹿にならないなと思いました。
機械式の腕時計を購入する際は、定期的なオーバーホール代も意識する必要があることを実感しました。
オーバーホールから戻ってきました
綺麗になって戻ってきた!
修理に出してから約1か月ほどして、時計が修理から戻ってきました!
4年間ほぼ毎日使っていたため、コマの間に手垢や汚れがあるのが気になっていました。
オーバーホールだけでなく清掃もされて戻ってきて、コマの間の汚れも綺麗になって戻ってきました。
もちろん自分でも汚れを落としたりしていましたが、コマの間や細かい部分まで本当に綺麗になって戻ってきました。
リューズを巻くときの抵抗が軽くなった
気になっていたリューズの抵抗もなくなり、スムーズに巻けるようになって戻ってきました。
具体的な修理内容などを聞かなかったのは失敗したと思っているのですが、 やはり内部のオイルの劣化があったようです。
内部のオイルが劣化した状態で放置すると他の部品への悪影響もあるといいますし、早い段階でオーバーホールにだして良かったと思います。
これであと5年くらいはオーバーホールに出さずに過ごせるといいなと願うばかりです。
機械式時計を使っていて、時間が早く進んだり、今まで以上に遅れるようになった、リューズの動きが硬くなったり逆に軽くなった時はオーバーホールの合図かもしれません。
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