スノーピークのランタンスタンド、「パイルドライバー」をご存じでしょうか?
通常のランタンスタンドは足があり、倒してしまう危険性がありました。
スノーピークのパイルドライバーは地面にさしてしまうという斬新なランタンスタンドです。
スノーピーカーでなくてもパイルドライバーを持っているという人も多く、キャンパーの中では定番の品になっているランタンスタンドです。
- パイルドライバーについて知りたい人
- 買おうかどうか悩んでいる人
- ガス、ガソリンランタンを使っている人
パイルドライバーはそんな人にはとてもおすすめのランタンスタンドです。
スノーピークのパイルドライバー
パイルドライバーの特徴
パイルドライバーは地中に埋め込むことで自立するランタンスタンドです。
支える足がないので躓くこともなければ、倒してしまうこともありません。
ランタンスタンドの定番商品として人気で、1本だけでなく複数本持っているキャンパーもいます。
ランタンを吊るす以外にも様々な使いかたがあります。
パイルドライバーのスペック
メーカーからのスペックを簡単な表にしてみました。
サイズ | 110cm(収納時)~240cm(最大) |
重量 | 1.7kg |
セット内容 | 本体、先端保護キャップ |
材質 | スチール、樹脂 |
値段 | 5800円程度 |
スノーピークの商品にしては値段が安いというのが僕の第一印象です。
買いやすい値段なので、手を出しやすい。
そういったこともあってキャンプで人気の定番商品になっているのかなと思います。
パイルドライバーの使い方から抜き方
一見するとただの槍なんですが、パイルドライバーを使ってしまうともう他のランタンスタンドは使えませんよ。
それくらい便利なランタンスタンドです。
使う前には必ず軍手などをして打ち込むようにしてください。
指が挟まると怪我をしたり血豆になったりします(経験者)
パイルドライバーの使い方
まずは打ち込む場所を決めましょう。
後でも書いてありますが、場所を決めたらペグを一度指して下に大きな石などがないか確認することもおすすめです。
蝶ネジが2つあるので2つとも緩めます。ネジを緩めておかないと打ち込むことができません。
2つともネジを緩めることが出来たら、ランタンフックになっている一番上の部分を抑えながら下に打ち込んでいきます。
上下にスライドし、下におろすときに力を入れ、その衝撃で地面に打ち込んでいきます。
うちこみ終わったら好みの高さに調節します。
最初に緩めた蝶ネジを好みの高さで締め、好みの高さで固定します。
一番上のランタンフックを持ち上げて、ランタンを吊るします。
ランタンを吊るす前に地面にしっかり刺さっていることを確認して、ランタンを吊るしても大丈夫なことを必ず確認してください。
事前にペグを打って石がないことを確認するといい
打ち込む場所を決めたらペグなどを一回指してみることをおすすめします。
下に大きな石や硬いものがあるとパイルドライバーが地面に入っていかないのと、最悪の場合曲がってしまうことがあります。
なので場所を決めたらペグを指してみて、下に障害物がないかどうか確認することをおすすめします。
ペグを一度指すことで、パイルドライバーを指す道ができるので、打ち込むのも楽になります。
パイルドライバーの抜き方
抜き方は簡単です。
ランタンを外し、ネジを緩めてから垂直に引き上げます。
パイルドライバーを捻りながら回転させると簡単に抜くことができます。
テコの原理のように力を加えてしまうと、パイルドライバーが曲がってしまうので注意が必要です
必ず地面と垂直に引き抜くようにしてください。
- 回転させながら垂直に引き抜く
- テコの原理をつかうと曲がる
パイルドライバーはガソリンランタンなど燃えているランタンに特におすすめ
足がなくて済むため、倒す心配がないというのが安心です。
風で倒れることもなく、躓いて倒してしまうことがないので安心してランタンを吊るすことができます。
LEDのランタンであればスタンドごと倒してしまっても壊れる程度で済みますが、ガソリンタンタンやガスランタンではそうはいきません。
爆発してしまう可能性や、テントやタープ他のキャンプギアに燃え移ってしまう恐れがあります。
LEDランタンを使っている人にももちろんおすすめですが、ガソリンランタンなどのランタンを使っている人に特におすすめのランタンスタンドです。
使用時に気を付けて欲しい点
変な抜き方をすると曲がる
抜き方のところでも書きましたが、変に力を入れると曲がります。
地面に打ち込むときも抜くときも、必ず地面と垂直方向に力を加えるようにしてください。
一度曲がってしまうと、打ち込むときにスムーズに動かなくなります。
先端が尖っているので注意
パイルドライバーの先端は地面に刺さっていくように尖っています。
使わない時の保管もですが、車での移動やキャンプ場での取り扱いは十分に気を付けなければいけませんね。
保護キャップを付けた上で、できれば収納袋に入れましょう。
先端の保護キャップを失くしやすい
パールドライバーは先端がとがっているので危険です。
そのため最初から保護キャップがついています。
キャップがあれば先端を色々と保護することができるのですが、このキャップがなくなりやすいのです。
ゴムではまっているだけなので、直ぐにどっかにいっちゃうんですよね。
事前に外して保管するか、上の方にズラしてなくさないようにしましょう。
失くした時のためにキャップのみの販売はされているので、もし失くしてしまったら購入しましょう。
[affi id=131]
使いっぱなしだと錆びる
地面には水分が多く含まれているので、使った後そのままにしておくと錆びてしまう可能性があります。
使い終わったら泥や砂などを落とし、洗ったりした後でしっかりと感想させてから保管するようにしてください。
久しぶりに使おうとしたら錆びていて使えなかったという事態は避けたいですね
地面に打ち込む時に結構音がするので、夜間の場所の移動は避ける
地面に打ち込むときにカンカンと結構な音がします。
昼間であればあまり響かないのですが、夜は音が響くので夜にパイルドライバーの場所を変えることはやめましょう。
暗くなる前にパイルドライバーの位置決めをしてしまって、暗くなってからは動かすことのないようにしたいですね。
類似品や収納ケースは?
類似品が出回るのは定番品や人気商品の宿命ですよね。
ジェネリックというか似たような作りのものが他社からも発売されています。
類似品・模倣品
模倣品でも馬鹿にできない点もあります。
UJack(ユージャック)の商品はランタンフックが1つと2つで選ぶことができます。
フックが2つのものはスノーピークのパイルドライバーと差別化ができています。
細かい部分でも工夫されていて、最初からこちらを選ぶのもアリだなと思いました。
[affi id=134]
そして収納袋付きなので安心です。
MAGNA(マグナ)というブランドからも同じような商品が出ています。
[affi id=135]
こちらも収納袋付きですが、パイルドライバーとの差別化や工夫はあまりなさそうです。
ケースも販売されている
個人的には収納ケースは買った方がいいんじゃないかなと思っています。
先端に保護キャップがついているといえど、車の中に長い棒がそのまま入っているのはなんだか気持ちよくないですよね。
スノーピークから専用のケースが販売されています。
[affi id=133]
さすがはスノーピークというべきでしょうか、収納ケースが5000円ちょっとします。
収納ケースでパイルドライバー本体が買えそうな値段ですね。
そして他社からもパイルドライバー用のケースが販売されています。
[affi id=132]
強い拘りがないなら、上記のキャンピングムーンのものがおすすめです。
1000円程度で買えるので、スノーピークで揃えたい人以外はこちらでいいのではないかと。
コメント