水泳、ピアノ、ダンスや最近ではプログラミングなどたくさんの習い事がありますよね。
クラスの男子の字が汚くて読めなかったり、仕事で男性の先輩や後輩の字が汚かったことはありませんか?
僕は男ですが、小学校低学年から中学卒業まで習字を習っていました。
習字を習わせてもらって本当に良かったと思っています。
男こそ習字を習わせるべき理由を挙げていきます。
習字には毛筆と硬筆がある
習字には筆を使う「毛筆」と鉛筆を使う「硬筆」があります。
一般的にお習字というと筆を使った毛筆を指すことが多いように思います。
筆を使った毛筆(もうひつ)
毛筆とはみなさんが想像している筆で文字を書くことです。
筆と墨汁を使って半紙に文字を書きます。
いわゆる「お習字」で、お正月などにする書初めのやつですね。
鉛筆などを使った硬筆(こうひつ)
硬筆は毛筆とは違い鉛筆などを使って文字を書きます。
筆を使った毛筆の場合は「止め」、「ため」、「はらい」などのテクニックがありますが、硬筆はそれほど難しくありません。
普段の文字の綺麗さを上げるには毛筆より硬筆を習う方が効果があります。
習字を習っていて良かったこと
僕は毛筆も硬筆もどちらも習っていました。
習字を習っていてよかったと思うことは大きく3つです。
- 字が綺麗になる
- 人に文字を見られても恥ずかしくない
- 学校の書初めで少し自慢できる
字が綺麗にかける
習字を習っていてよかったと思うことの一番は「字が綺麗に書ける」です。
自分でいうのもなんですが、男ながら僕の字は綺麗だと思います。
学生時代にも字の綺麗さを褒めてもらえることはありましたが、働き初めてから文字の綺麗さを褒められることが多いように思います。
日頃の業務はほとんどがパソコンで、文字を書くことは少ないため余計に目立つのかもしれません。
字が汚い男性が多い中、字が綺麗というだけで一目置かれるのは大きなメリットです。
人に見られても恥ずかしくない
仕事で他の人にメモを渡しても恥ずかしくないですし、他の人が読めないという最悪の事態もありません。
パソコンで印刷したものと同じようには綺麗に書けませんが、誰に見せても恥ずかしくないと思います。
学校の書初めでドヤ顔できる
年が明けると学校では書初めがありますよね。
普通は嫌な授業の一つですが、習字を習っていると書初めの授業が自分の特技を披露する場になります。
大抵は書いたものを教室の後ろに張ったりしますから、周りの友達に自慢もできますし僕は書初めの時間が密かに楽しみでしたよ。
文字のバランスを考える習慣がつく
習字を習うことで文字のバランスを考えて書くようになります。
一文字や文字全体でバランスが崩れても、綺麗に見える字が書けるようになります。
というのも、一つ一つの文字は少し歪でも全体としてバランスのよい文字になるように無意識に文字の大きさや、「とめ、はね、はらい」等で帳尻を合わせることができるようになります。
ここが小さめだったから次は大きめにしようかな、と文字を書く上でも考えながら書くことができるようになります。
集中力がつく
習字はもちろん消しゴムが使えないため、失敗したら終わりの一発勝負です、
細心の注意を払いながら、時には大胆に書かなければ綺麗な文字は書けません。
慎重に書くだけではダメで、時には大胆にかかなければいけません。
集中力を養うとともに、ここぞという時のここ一発の力を養うこともできると思っています。
性格は文字である程度わかる
僕は先生に「優しいから文字が小さい。もっと堂々と自己主張してもいいんだよ」と言われていました。
確かに周りの意見をよく聞き、自分自身の意見を前面に押し出すタイプではなかったなと思います、
文字には性格が良く表れると先生はよく言ってました。
ただ気が小さかっただけでは?と思われてしまうかもしれませんが、先生の言っていたことはあながち間違っていないなと思うのです。
まとめ
字が綺麗でよかったと思うことは子供の頃よりも大人になってからの方が多いです。
パソコンを使うことが増え自分自身で文字を書くことも少ないですが、文字が綺麗で得をしたことはあっても損をしたことはありません。
男の子の習い事で迷ったらぜひ「お習字」を検討してみてください!
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