少し前から布団乾燥機がシュラフの乾燥に使えるというのを聞いて、ずっと気になっていました。
人間は寝ている間にコップ1杯の汗をかくと言われていて、キャンプで使うシュラフはその汗を吸収しています。
そのためキャンプの後にはシュラフを乾燥させるために干す必要がありますが、布団乾燥機を使えば天気や時間に関係なく乾燥させることができます。
本来は布団に使うものですが、布団乾燥機をゲットしたのでナンガのシュラフに使ってみました!
現行の機種ではありませんが、カラリエを使ってシュラフ(寝袋)の乾燥をしようと思っている方は参考にしていただければ嬉しいです。
ダウンシュラフの乾燥に布団乾燥機の「カラリエ」を購入してみた
アイリスオーヤマの布団乾燥機「カラリエ」を購入した経緯
カラリエは買おうと思っていたわけではなく、たまたまキャンプ用品を漁りにトレジャーファクトリーをパトロールしていたら、偶然にも布団乾燥機「カラリエ」を発見しました。
実は以前から布団乾燥機がシュラフの乾燥に使えるというのを聞いて、布団乾燥機のことがずっと気になっていました。
新品のカラリエは1万円くらいするのを以前調べていたので、自宅の布団にも使えるとはいえシュラフのために布団乾燥機を買うのはどうかなぁと思っていました。(家の布団ではなくてシュラフのために買おうと思ってた)
そんな中でトレジャーファクトリーで売っていたので、中古で半額なら試してみてもいいかなと思い購入してみました。
型番は「FK-JN1F-W」で2019年のモデルと少し前のものになりますが、4,500円と新品の価格の半値くらいでした。
調べてみると「FK-JN1F-W」はジャパネットTAKATAで販売されていた限定モデルのようです。
アイリスオーヤマで説明書を探しても型番が見当たらなくてとても焦りました。
限定モデルということが判明しましたが、基本的にできることは変わりがないので良しとします!
アイリスオーヤマの「カラリエ」でできること
カラリエには自動のモードと手動モードが用意されています。
自動モードは4つの中から選択する形ですが、手動モードは「温度」と「時間」を手動で選択して使用することができます。
- 自動モードは4つ
- 手動モードもある(温度と時間を選択)
私が手に入れたものには4つの自動モードがありました。
- 冬モード→65℃の温風を60分間
- 夏モード(送風仕上げ)→送風・乾燥で布団をカラッと乾燥
- 速暖モード
- ダニモード→約65℃の温風で100分間運転し、ダニ対策に。
どうやら速暖モードというのが、ジャパネットTAKATAの限定モデルのオリジナルの機能のようです。
僕が購入したのはシュラフを乾燥させるためなので、お世話になるのは「冬モード」か「ダニモード」かなと思います。
ちなみに、ダニは熱に弱く「50℃以上の高温で30分以上加熱すると死滅する」と言われています。
シュラフはテントの中で使うとはいえ、アウトドアですからキャンプ場でダニなどを拾ってきてしまう可能性もありますよね。
この記事を書きながら、シュラフをダニモードを使ってダニ対策をしておいた方がいいのかなと思い始めました。
そもそもシュラフを乾燥させないといけない理由は?
寝ている間に人間はコップ1杯分ほどの汗をかくと言われています。
もちろんキャンプに行った時も例外ではないですよね。シュラフは人間の汗やキャンプでの湿気を吸収しています。
また、キャンプでは結露や夜露で濡れてしまうこともありますよね。
- 寝ている間の汗を吸収している
- 結露や夜露で濡れてしまう
濡れたままだと何がいけないかというと、「匂いやカビの原因」になったり「ダウン本来の性能を発揮できない」ということが起きたりします。
濡れたまま収納するとカビや匂いの原因に
シュラフの表面は乾いていても、中の羽毛が湿気を吸収していて、湿っている可能性があります。
羽毛が湿っていると「匂い」や「カビ」の原因になります。
せっかく高いお金を出したシュラフが臭くなるのは嫌ですよね。
キャンプに行ったあとは風通しの良い場所で陰干しをするなどして、必ず乾燥させてから収納することをおすすめします。
シュラフを汚れや匂いから守るためにシュラフシーツの導入をおすすめです。
シュラフ関連のナンガの商品をまとめてみましたので、ぜひ合わせてご覧ください!
濡れたままだとダウンの本来の力が発揮できない
中の羽毛が濡れたままだと羽毛の羽が広がらず、本来の暖かさを発揮できない可能性があります
そのため「匂い」や「カビ」の防止だけでなく、ダウン本来の力を発揮させるためにもシュラフは乾燥させるようにしましょう!
乾燥させるためには干す必要がありますが、キャンプに行った次の日に乾燥させられない時もありますよね。
天気や時間に左右されずにシュラフを乾燥させることはできないかなと考えたところ、布団乾燥機をシュラフに使うのが一番と思い実際にシュラフを布団乾燥機にかけてみたいと思います!
実際にカラリエをシュラフ(寝袋)に使ってみる
今回使うシュラフはNANGA×山渓コラボのオーロラ600DX
ちなみに今回使用するシュラフは、NANGA×山渓コラボのオーロラ600DXのダウンシュラフです。
NANGAのシュラフは高品質でとても評判がいいのですが、値段も高価なのがネックですよね。
色々なメーカーとコラボしているので、拘りがなければ他メーカーとコラボして販売されているダウンシュラフがコスパが良くておすすめです。
とはいえ、コラボのシュラフでも十分に高いのですが・・・。
私はこのシュラフを買う時に、「キャンプに飽きても災害時に使えるから・・・」と自分に言い聞かせて購入しました
実際にカラリエをダウンシュラフに使ってみた
とりあえず冬モードの65℃で60分を試してみることにしました!(写真は始めてから既に15分経過したもの)
説明書が付属していなかったので何となくで操作したのですが、説明書がなくても操作できるくらい操作は簡単でした。
コンセントは本体の裏側に収納できるようになっているので、取り出してコンセントに差し込みます。
コンセントを指すと自動で電源が入ります。
ノズルが蛇腹状になっていて、伸ばすことができるので伸ばしてシュラフ(寝袋)に差し込みます。
この時に温風が漏れないようにシュラフの入り口は隙間を開けないようにしておくといいと思います。
モード選択を押すとモードが切り替わるので、使いたいモードにしてスタートボタンを押すと送風が始まります。
今回は冬モードを試してみました!
始めてから15分後の写真ですが、温風でシュラフ(寝袋)が盛り上がっているのがわかりますね。
しっかりと足先の方まで温風が届いていて、足先までしっかり盛り上がっています!
試しに足先の方のチャックをずらしてみましたが、開けたら温風が漏れてきたので足先までしっかり暖められていることが確認できました!
布団乾燥機「カラリエ」をダウンシュラフに使ってみた感想
トレジャーファクトリーで中古を購入した布団乾燥機の「カラリエ」ですが、シュラフに使ってみたところシュラフが熱で乾燥され嵩が増した感じがします。
「カラリエ」を使う前よりシュラフがモコモコになりました!
シュラフを何度か使っている間に下側のダウンは潰れてしまうので、上側のダウンと比べると下側のダウンがぺしゃんこになってしまいます。
下側のダウンをふかふかにするためにも、30分くらいで上下をひっくり返すといいかなと思いました。
ヒカリエを使い終わったシュラフに潜り込んでみましたが、ふかふかでとても暖かくなっていました。
温風で乾燥されたからか、シュラフも少し軽くなったと思います。
恐らく温風で乾燥されて湿気が飛んだのではないかと考えています。
中古で購入した布団乾燥機の「カラリエ」ですが、僕は買って良かったなと思っています。
キャンプに行く前にシュラフをふかふかにして、帰ってきたらシュラフを乾燥させてからしまうことができるので、これからキャンプの度にお世話になることになりそうです。
シュラフの乾燥と布団の乾燥(本来の目的)のどちらにも使えるので、気になっている人は是非買ってみてください!
ピンクやグリーンなどの可愛い色も販売されています。
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